この記事では、大分県の台風情報と土砂災害警戒情報が出た時の避難所一覧や停電対策についてまとめていきます。
夏に必ず来る台風、近年はその台風の被害が大きくなっていますね。
大分県も日田や玖珠、中津などは毎年台風の被害が報道されています。
台風は事前に注意報や避難勧告や出ますが、その時とるべき行動や避難所は地域によって違います。
今回は大分県に台風が来た時に役立つ総合情報をお伝えします。
ぜひ参考にして下さい!(*’▽’)
大分の台風情報を知るには?
大分県の台風情報は、県のサイトの防災企画課のページから確認できます。
台風などで大雨が降った際の土砂災害情報は、こちら↓で確認できます。
県内で災害時に土石流、がけ崩れ、地滑りの危険がある地域が色別に出ます。
他にも気象庁のレーダー雨量、川の防災情報、県のホームページへのリンクもあり、とても便利なサイトです。^^
また、大分県の土砂災害が起きやすい区域を示した地図も載っています。
自分の住んでいる近くに危険なエリアがあるかどうか、こちら↓も事前に把握しておきましょう。^^
大分県の避難所一覧☆どこで確認する?
県の防災企画課のページには各市の防災マップも掲載されています。
住んでいる場所や災害の種類によって避難所も異なります。
いざという時にすぐに避難できるよう、あらかじめ最寄りの避難場所・避難経路を確認しておきましょう。
職場の近くにある避難所も頭に入れておくといいですね。٩( ‘ω’ )و
また、高齢者や障がいがあって一人で避難するのが困難な家族がいる場合、県では災害時の避難支援があります。
支援が必要な人(「避難行動要支援者」)の
- 住所
- 氏名
- どんな支援が必要か
などの情報を、自治委員や民生委員に提供しておきます。(本人の同意が必要です)
登録された名簿の情報に基づいて、災害時の避難支援や普段の見守りなどもしてもらえます。
うちは「避難行動要支援者」には登録していませんが、近所に「車椅子の家族がいる家庭」という事は知らせています。
普段から顔見知りになって、互いに顔の見える関係を築くことも災害時に役立ちます。
別府市の災害時のサービス・サポートについてはこちら↓の記事にまとめています。
大分県の台風の避難所でのコロナ対策は?
新型コロナウイルス感染への不安が高まっている今、もし台風などの災害が来ても避難所に行くことをためらってしまいますよね。
大分県内では「災害時の避難所における新型コロナウイルス感染症への対応」がまとめられています。
以下に県の対策の概要をまとめてみましたので、避難の判断の参考にして下さい。^^
住民にあらかじめ避難行動を確認しておくよう促す
- 災害時にコロナ感染を恐れて、危険な場所から避難しないのを防ぐため。
- 指定避難所以外の避難所を前もって検討できるため。(親せきや友人の家等)
住民の非常用持ち出し袋の防災用品見直しの確認
- 感染症対策を念頭に置いた防災用品の追加
可能な限り多くの避難所の開設の検討
- 三密状態を防ぐため
想定される避難者と避難先についての検討
- 避難者に発熱や咳等の症状がある場合→個室スペースの設置、別で新たな避難所を開設
- 避難者がコロナに感染すると重症化リスクのある、または妊娠している場合→ホテル・旅館等の活用
- 避難者が避難所内で発熱、咳などの症状が出た場合→①に同じ
※PCR検査の結果が陽性となった場合、濃厚接触者を特定して別の避難所に移動させる
避難所内のマスク、アルコール消毒薬など備蓄品の確保
実際災害が起きた場合、避難所内の感染対策は以下の通りです。
- 定期的な健康観察
- 定期的な換気
- 定期的なドアノブや手すりなどの消毒
- 避難者同士の居住スペースの間隔を開ける
- 手洗いの呼びかけ
大分県の対策を参考にして、今の時期に災害が来たら自分がどうするかをよく考えて決めておきましょう。
大分県の土砂災害警戒情報!警戒レベルとの関係は?
実際に台風で大雨警報が出ると、大分県が台風警報と「土砂災害警戒情報」を発表します。
「土砂災害警戒情報」は地元自治体が避難勧告を発令する目安となる情報で、「警戒レベル4」に相当します。
「警戒レベル」とは、災害発生の危険度をわかりやすくし、的確な避難行動ができるようにするための5段階の防災情報です。
台風が接近するとテレビの情報番組などでよく耳にしますが、2019年6月頃から使われるようになった比較的新しい指標です。
警戒レベル1→災害への心構えを促す
警戒レベル2→避難に備え、避難行動を確認する(注意報)
警戒レベル3→避難準備・高齢者等の避難
警戒レベル4→ 全員避難(避難勧告)
ちなみに最高レベルの警戒レベル5は、既に災害が発生している時に可能な範囲で使われるものです。
「命を守るための行動をしてください」
と言われるやつですね。
大分県で台風警報が!警戒レベルはどれくらい?
この「警戒レベル」、どうやって決めているかというと、国の発令する「警戒レベル相当情報」をもとにしています。
ややこしいので表にするとこんな↓感じです。
警戒レベル | 警戒レベル相当情報 | |
どこが発令? | 市町村 ※警戒レベル1、2までは気象庁が発表 |
国交省・気象庁・都道府県 |
レベルの基準は? | 警戒レベル相当情報 | 気象庁の今までのデータやノウハウ |
情報はどこで見られる? | 市のホームページ、防災情報メール、市の広報車、ツイッターなどのSNS | テレビ(ニュース速報や情報番組)、ツイッターなどのSNS |
注意点 | 自主的に調べないと情報が伝わりづらい | ピンポイントの地元の情報ではない |
災害時になると、ネットや電話が繋がりにくく、最新情報を得るのが難しくなります。
うちは近くに川があり、市の広報車のスピーカーの音などは川の音で聞こえづらいです。
いつも台風や大雨の際は、川の増水具合を見てヤバさを判断しています。^^;
最近は県の防災メールで警戒レベルが送られて来るので、わかりやすいですね。
それでも、地域や各家庭の状況で避難方法も変わってきますから、避難行動は最終的に自己責任の判断と言えます。
過去のデータを元にした「警戒レベル」はその時の判断の参考になります。
災害時に冷静で素早い対処ができるよう、意味を知っておきましょう。^^
大分で台風の停電が!とるべき行動は?
台風の際、暴風や雷で停電が起きることもあります。
2020年9月に来た台風10号の影響で、大分県内では佐伯市、津久見市、大分市など14の自治体で約7,000戸が停電しました。
大分県内で停電が発生した際の停電の規模や発生エリアなどは、九州電力の停電情報ページから確認できます。
家にいて停電した時はまず、以下の電化製品の電源を切り、電源プラグをコンセントから抜きましょう。
- アイロン、ドライヤー、ヒーター、ストーブ、こたつなどの電熱器具・装置
- ハンドミキサー、電気ドリル、電動ノコギリなどの回転器具・装置
これは復旧した時の火災や事故を防止するためです。
そしてそのまま復旧するまで待つのですが、 台風で鉄塔や電柱が倒れるなどすると、何日か電気が復旧しない可能性もあります。
最も重要なライフラインの一つ、電気がないまま過ごすのは不安ですよね?( ;∀;)
大分県の場合は、九州電力が非常災害対策組織を設置し復旧作業を進めていきます。
九州電力など旧一般電気事業者は、非常災害時に自衛隊と連携して電源車の派遣を行っています。
2016年に起きた熊本地震では、九州電力管内で大規模な停電が発生しました。
九電の電源車が不足すると、四国電力のほうから被災地域や重要施設に電源車が派遣されていました。
なので停電しても過剰に心配する必要はありません。
一般家庭にできる停電対策をきちんとしておきましょう。
大分県の台風情報をいち早く知る方法は?
今回は、大分県の台風情報と土砂災害警戒情報が出た時の避難所一覧や停電対策についてまとめていきました。
備蓄品などは台風が来てから買おうとしても間に合いません。
情報も同じで、いざというときに焦って調べても、どこにあるか探せないと意味がありません。
災害時に地元の情報を確認できる方法を知っておきましょう!(*’ω’*)